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   研究開発

私共は20年前に、機能性を有した水(機能水※1)の研究を始めました。自分達の研究を元にして、汚水の浄化設備の特許

 

日本とアメリカで取得しました。この技術をベースとして、「消臭管」と言う装置を作り養豚場や食品工場などで使える機能水

 

の装を開発し、その販売で生計をたててまいりました。弊社の装置を通して作られる機能水は、養豚場や食品工場、公衆ト

 

イレの悪臭を幅に低減させる、豚の健康状態を改善させ肉豚の生産効率を高めるなどの評価をしてもらっていますが、そ

 

れだけでなくこの機能水でコーヒー、お茶をたてたりご飯をたくとおいしい、また、花瓶に入れると花が長持ちする、犬や猫に

 

飲ませると糞尿の臭い、体臭が大幅に低減すると言う評価もいただいています。

汚水処理と機能水とどう言う関係があるかと言えば、この研究の目的は汚水処理の過程で汚泥・スカムの発生量を極力減

 

らす事、あるいは処理施設の中に堆積した汚泥・スカムを減らす事でした。汚泥・スカムはほぼ100%有機物なので微生

 

物を活性化してこれを汚水処理槽の内部で減量できないかと言うのが基本的な考えです。では、どうやって微生物を活性

 

化させるのか?アメーバーなどの原生動物に餌とされるような小さな微生物には口はありません。彼らは自分の体を維持

 

する為の栄養やエネルギー源を獲るために、高分子を分解する酵素(小さなタンパク質の分子)を細胞壁を通過させて、細

 

胞外に分泌して、彼らの餌となる外部の有機物をブ ドウ糖やアミノ酸などの低分子成分に分解してこれを細胞壁を通過さ

 

せて摂取して生きています。ならば、彼らが常に接触する水がサラサラで浸透しやすい状態であれば、細胞壁、細胞膜を

 

通過して行われる彼らの食事もスムーズに行われて彼らの増殖スピードも早まるのではないかと言うものです。そのサラ

 

サラで浸透しやすい水を得る為に機能水の研究を開始しました。

 

 

※1機能水について。

 

機能水学会では、機能水について「人為的な処理によって再現性のある有用な機能を付与された水溶液の中で、処理と機

 

能に関して科学的根拠が明らかにされたもの、及び明らかにされようとしているもの」と定義している、私は二酸化チタン、

 

二酸化鉄などの酸化金属を焼結してセラミック状態にした物を水に浸すと熱や光のエネルギーに反応して、水が機能水化

 

する事を確認しました。

 

 

          米国の特許

              日本の特許

        消臭管

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