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         お客様、体験者からの報告2         

下記はある建築士が彼の仕事仲間に送った消臭管に関する報告書です。

本人の許可をもらってここに掲載するものです。

 

建築内装材としての機能水の利用。

 

 セメントを練る時、壁紙の糊を練る時、また漆喰を練る時も水を使用しますが、当たり前の事ですが我々は普段、水が建築資材の一部であると考えた事はありません。

 

 もし、ある種の加工をなされた水がシックハウスの予防に繋がるとか、家の快適性を保つ、あるいは健康住宅としての付加価値を与えてくれる等という機能性を持ち合わせていたらどうでしょうか?

 

 その様な機能を持ち合わせた水が現実に存在し、安価で手に入るとしたら、家を建築する時に普通の水道水とその機能水とどちらを使いますか?

 

 私は、数年前にある居酒屋のオーナーに依頼されて、貸店舗を居酒屋に改装する仕事を請け負ったのですが、そこである問題が発生しました。この店舗のある地域では下水道がないのです。しかも敷地の問題、さらには予算の制限もあり、浄化槽を設置する事もできません。ですから、トイレは簡易水洗式のくみ取り便所で設計せざるを得ませんでした。

 

 簡易水洗式とは言え、汲み取り便所です、心配していたのですが、開店して幾日も経たないうちにオーナーから、トイレが臭い、何とかならないかとの相談が持ち込まれました。

飲食店にとってはトイレの悪臭は致命傷です。私は地元の小学校、中学校で同級生だった人物が養豚場や公衆便所の悪臭を除去する装置を開発して売っていると聞いて、彼を訪ねて相談しました。彼は私の依頼に二つ返事で問題の解決を約束してくれました。

 

 彼のしたことは、居酒屋の外部の上水道の給水管を切り込んで長さ30cmほどのパイプを設置しただけでした。このパイプは外部が透明で中に小さなセラミックと思われる粒がたくさん入っている品物でした。

 

 私はこれを見て、こんな物でどうなるんだ、と思ったのですが、一週間もすると、居酒屋のオーナーからトイレがまったく臭わなくなったとの連絡がはいり、私も半信半疑でお店を訪ねたのですがトイレの臭いは完全に無くなっていました。この店は今では開業してから3年以上経ちますが、それ以来トイレの悪臭は一切発生していません。

 

 このお店は焼き鳥を表看板に営業し、今では地元で1,2を争う繁盛店ですが、トイレからの臭いだけでなく、油の臭いや厨房からの独特の臭いなども一切しません。店内の空気も清々しい感じがします。

 

 私は、この居酒屋の一件から、件の同級生を訪ねて彼の設置した不思議なパイプについて詳しく話を聞きました。

 

 彼の話によると、透明なパイプの中のセラミックスに太陽の光が当たりそこに水が接触すると微小な電流が流れるそうです、それによりパイプを通過した水が変化して、普通の水がある一定の機能性を持った水、機能水が発生するのだと説明してくれました。

 

 彼の説明によると、水の中に何か物質が溶け込む訳ではないので、パイプの前後の水を調べても何の変化も見つからない、ただ、pHにはほんの僅かな変化がみられるかもしれないが、その程度の変化なので飲んでも大丈夫だと言う話でした。

 

 変化した水の機能は2つあるそうで、そのひとつは微生物の活性を促すとの事。この機能水により便槽やグリーストッラプ内の微生物が活性化するので、悪臭が減るそうです。彼の話によると、有機物が微生物によって分解される際に発生するガスが悪臭の元だそうですが、環境内の微生物が活性化すると様々な種類の微生物が活発に活動し、悪臭の元となるガスを消費する微生物もまた活発に活動するので悪臭が漂う前にそのガスがなくなるそうです。

 

 あと、一点は空気中や水中に漂う微小な物質を結合させて、沈下、沈殿させる働きがあるそうです。この機能水が厨房、トイレ、店内の蛇口から出て使われる事により蒸発して店内の空気中の微小な浮遊物質を沈下させてくれるので、店内の空気が清々しく感じるのだと説明してくれました。

 

 彼の説明が正しいのかどうかは解りませんが、実際に使用された居酒屋では効果が有ったのは事実ですし、繁盛店でもありそこで毎日、多くのお客さんがその機能水を飲んでいますが、何らの問題も発生しておりません。

 

 私は機能水を彼からもらい、私のペット(ダックスフンド)に毎日飲ませてみました。そうすると、臭かった体臭が全くしなくなったのです。健康状態にも異常は見られませんでした。かえって、毛つやが良くなった様に感じられます。

 

 そこで、彼に対してこの機能水の用途についていろいろと聞いてみると、既に一部の建築資材を製造する際に使用されていると言うのです。

 

 彼の話によると、十年程前にある会社の社長が彼を訪ねてきて、健康住宅(シックハウス対策の家)に使う漆喰を練る際に使う機能水を作る装置を作ってくれという要望があり、彼はその要望に合う装置を作ってこの社長に納入したそうです。その後この会社は機能水を使って練り漆喰を製造して販売を始めました。当初は奥さんとふたりで経営していた会社でしたが、この練り漆喰の評判が良く今では年商が20億円を超える会社になっているそうです。

 

 この機能水の開発者である本人もこの練り漆喰の会社の急成長に驚き、この社長に納入したのと同じ装置を作り、近所の工務店が家を建てる際に漆喰を練る水とクロスの糊を練る際の水に彼の機能水を使ってもらったそうです。

 

 この機能水を使った家を新築時の引き渡し前に家中の窓、戸を閉めて換気扇もまわさずに密閉状態にしておいたが、殆ど新築時の独特な臭いはなく、工務店の従業員も驚いてい

たそうです。

 

 私は、彼の話は嘘ではないと思っていますが、まだ、何か信じがたい思いでいます。私が設計して現在建築中の物件では、彼の機能水を使って漆喰を練り、クロスの糊を練る事にしております。

 

 この機能水が本当に彼の主張するような効果があり、内装材の練り水として価値があれば、施主に対して他にない新たな付加価値を提供できるのではないかと考えています。

 

 

南設計

南実

鹿児島県姶良市加治木町木田527−3 シーサイドスクエアー 1F
0995-63-2526

 

 

 

 

 

消臭管を設置した居酒屋

「わび助」

 

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