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消臭管の評価

 

消臭管は主として養豚場に設置されています。養豚場に設置する「消臭管」は日本国内で販売した数より海外で販売した方がはるかに多いのですが、国内では農林水産省の補助事業にも採用された実績もあり、フィンランドの農林省では7万ユーロ(約八百数十万円)を使ってこの装置の検証を行いました。

 

農林水産省の補助事業にも採用された消臭管 (鹿児島経済連関連の豚舎工事の入札図書)、消臭設備として消臭管7sets が明記されている。

フィンランドの研究所からフィンランド政府(農業森林省)に提出された報告書(表紙)

翻訳文(弊社による翻訳)

 

1.実験の背景

酸化チタンを用いたセラミックのチップで水を浄化する事はここ数十年行われてきた。

これは強力な酸化還元反応により水中の不純物を浄化する過程である。水素ガスはその

水浄化過程に於ける副産物である。チタン酸化物のペレットで浄化する装置の一例は下記の

写真である。

 

 この発明品は消臭管としていくつかの養豚場に設置されて注目されている。水素水の飲用は

増体、しっぽ咬み、消化不良、それに糞尿の悪臭問題に効果を示している。これらの観察から、

水素水の飲水はタンパク質の消化機能を強化している事がうかがえる。消化不良の問題が

減ったと言う事は、不完全な発酵が減ったと言う事を示唆している、この事はある程度は下部

消化管に留まるタンパク量の減少で説明できる。アンモニア量の減少と糞尿からの悪臭問題の

改善は飼料中のタンパク質の総体的な利用が促進された事を強く示唆している。

水素水はさらに不飽和脂肪酸やビタミンEなどの栄養素を胃酸から守るのかも知れない。

 

2.目的

 このプロジェクトの目的は水素水がいかにして飲水としてタンパク質の消化に有効に働くのか、

そしていかにして動物の健康に寄与するのかを見つける事である。水素水に関しては、

経済的な環境面での効果に関しても調査されている。考えられる可能性の一つは水素水が

豚の増体を促すのに加えて、全体的な動物の健康問題に利益をもたらすのではないかと

言うことである。

 

 

※注意:この報告書には消臭管からの機能水が水素水であるかの様な記述がありますが、これ

    はフィンランドのある研究所の見解であり、弊社は消臭管の機能水が水素水であるとの

    考えには同意しておりません。

 

 

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