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塩水は気化したらただの水だが、機能水は気化しても機能水。

 

 

このHPの「機能水と空気」のページをご覧になってない方はそちらのページを見てから、このページをお読みください。

 

「機能水と空気」のページには、機能水と普通の水道水が気化した状態でレタスの葉とバナナに与える影響に差があるかどうかの比較の写真があります。

 

 明らかに差があると大半の方は感じられると思います。でも、これは少しばかり不思議な事なのです。なぜなら、弊社の「消臭管」の効果に同意してくださる方々でもその大半の人達は「触媒に水が接触した際に触媒の一部が金属イオンとしてとけ込んでいるんだろう」と言う様なご意見が多い。つまり、機能水の働きとは水溶液中の溶解物質の働きであるとの考えである。これは常識的な考え方からすれば、しごくまっとうな意見です。

 

 しかし、考えてみてください、食塩(Nacl)を水の中にいれると、ナトリウムイオン(Na+)と塩素イオン(Cl-)に分かれて水に溶け込んで塩水と言う水溶液ができますが、塩水が蒸発してしまえば、後には食塩が残り、気化した水はもう塩水ではなくただの水です。

 これと同様の理屈で、機能水の働きが何らかの水溶物の働きであるとするならば、気化した機能水はただの水であるはずであり、写真の様な差は出ない筈です。この事は機能水の働きは何らかの溶解物による働きではなく、水そのものの変化によるものであると、考えるのが順当ではないでしょうか。以前NHKの番組で世界中の、飲むと病が治ると言われている不思議な水を調べた結果、その溶解物には何らの共通性がなかったと言う話がありました。つまり、不思議な水の秘密はその溶解物にあるのではなく、その水そのものにありそうです。

 

機能水の働きが何らかの溶解物によるものだとしたらしたら気化した水は機能水であろうが、普通の水道水であろうが、変わりはない筈。下の写真の様な差はありえない。

 

 

水そのものが違うとは一体全体どういう事だろうか?

水の中の分子の配列や集合の仕方あるいはその挙動が違うのだろうか?

水の分子の集まり方やその正確な挙動を観察する手立てが現状ではなさそうである。困ったものだ。

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