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機能水と健康

 

機能水の研究を始めた当初は機能水で微生物を活性化する事にしか興味がなく、これを人が飲むと言う事にはまったく関心がありませんでした。

 

 私は実験の為に機能水を作って自分の家の台所に置いていたのですが、ある時私の義母がこの水を飲み始めたのです。私はびっくりして、義母に何故その水を飲むのか聞いたところ、「腎臓が悪くて水が溜まる、病院で水を抜いてもまた溜まる、この水を飲んだら直ると思った」と言うのです。飲んでも問題は無いので義母には自由に飲んでもらいました。それから半年もしないうちに、「病院で検査したら、もう水は溜まっていない、今まで水が溜まっていた袋は小さく黒くなって萎んでいるとお医者さんが言った。お医者さんもこんな事は普通はあり得ないと言って驚いていた。」と言うのです。

 

 私も義母の話を聞いて自分でもこの水を飲み始めました。20年近く前になりますが、私は当時、痔瘻で大変悩んでいました。数ヶ月に一回程度は腫れて膿みが出ていました、腫れると病院に行って切開してもらっていたのですが、お医者さんからは次に腫れてここに来た時はきちんとした手術をして入院してもらうと宣告されていました。この水を飲み始めてからは、痔が大きく腫れる事はなくなり、半年もすると手術をするどころか病院に行く必要もなくなりました。

 

 私はその後、自宅での飲み水、コーヒー、お茶、ご飯、炊事用の水、トイレの水、お風呂の水全てをこの水に変えて使っています。また、自分の身内や友人にこの水を薦めて飲んでもらっていますが、血圧が落ち着いてきた、とか中には白血病だけど、白血球の数値が下がったと言う人もいました。ただ、きちんと検証できる様なデータがないので、外部の人にこんな話をする事はありませんでした。

 

 去年の10月に姶良市に居住するM氏から依頼がありM氏の家で使う水が全て機能水に変化する装置(家庭用の消臭管)を設置しました。M氏は心不全と診断され、BNP値が500pg/mlから700pg/ml以上あり体に水が溜まり、体調もすぐれないと言う話でした。私がM氏に最初に会った時は足も顔もパンパンに腫れていたと言う印象でした。その数ヶ月後、M氏に再会したときは体のむくみも随分減っており、BNP値は急速にさがり、体調も随分とよくなったそうです。

 

※BNP値:BNPとは、心臓を守るため心臓(特に心室)から分泌されるホルモンです。心臓の機能が低下して心臓への負担が大きいほど多く分泌され数値が高くなります。

BNPは血圧を低下させ、利尿を促し、さらには心臓の肥大や線維化を抑えるという心臓を守る(心保護)作用があります。血漿BNP値の基準値は18.4pg/ml以下と言われています。

M氏のBNP値の変化

 

先日M氏に会って話しを聞いたところ、病院で処方される薬と治療は機能水を飲み始める前から何も変わっていないとの事でしたが、2015年6月の一番新しい検査ではBNP値は40台にまで、改善されたとの事でした。

 

 M氏の一例だけでは機能水がBNP値を改善したなどと言う事はできません。ただ、私の今までの体験と照らし合わせると機能水が健康面にプラスに作用するのではないかと言う疑いを消す事はできません。

 

 私の体験と言うのはこのページに記してきた事以上に、実際に私の装置を設置してきた養豚場のお客さんからの報告や話が大きいのです。デンマークの常時一万頭以上の子豚を飼育している農場では、弊社の機能水製造装置、「消臭管」の設置後、18ヶ月間に渡るデータで離乳後の子豚の死亡率が半減した事が判ります。また、多くの農場では、消臭管の設置後、豚の状態が良くなった、薬代が減ったと言う話も聞いております。また、豚の生体を専門にしているある研究者は私に「この水を飲んでいると大腸癌にはならないんじゃないかな」と言った事もありました。

 

 私は豚の生体と人間の生体との間にどれほどの類似性があるのかなどと言う知見は持ち合わせてはいませんが、豚は内臓の大きさなどが人間に近い動物であり、将来的には人間への異種間移植の臓器提供用動物として、期待され研究されているとも聞きます。機能水が、人間への臓器の提供が期待されるほど生体上の類似性が高い動物である豚で健康状態の改善が見られたのであれば、人間の健康状態を改善してもおかしくはないのではないかと考えています。

 

 普通の水にほんの少しばかりのエネルギーを与える事で人間の健康に良い水ができるならば、副作用の心配もする事もなく、ほとんどただ同然のコストで種々の治療薬ができるかもしれません、これは大いなる福音ではないでしょうか?

 

 

2015年7月6日

(株)のぞみ

二見 治

 

 

 

 

 

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